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『ひとすじの愛だけがこの地球も救うのに怖かった』ラブライバー兼推定発達障害者が書く適当ブログ

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全国高等学校野球選手権神奈川県大会 戦況その10〜激闘〜

Good evening♪ ノアだよっ! みんな、今日もよろしくね!

 

実はさっきの記事のせいでこの記事書くのがかなり面倒なのだが。とんでもない適当さだなこれは。やる気の配分(?)を考え先にこっちの記事書いておくべきだった。

今日は神奈川県予選、とうとう準々決勝。4試合のうちの前半の2試合、ベスト4を決める戦いが横浜スタジアムで今日行われた。残りの2試合は明日。準々決勝から横浜スタジアムで全試合中継ということから、まさしくここからが本番というイメージがある。ここまでも本番だったけど。まぁ神奈川やし……。以下感想。

 

・横浜 vs 相洋 9-1 7回コールド

マジですCAR。楽しみにしていたカードなのだが、序盤に横浜が大量リードした時点で正直観る気が失せてしまった……その後結果を確認してみると、コールドゲームで横浜が勝っていた。いや、しかしびっくりだ。五分五分に近い戦いが展開されると思っていたが、横浜の打線が圧倒的だった。相洋は悲願のベスト4はならず。雰囲気にのまれてしまったか、それとも横浜が目覚めたか。惜しい結果だった……。しかし手痛く負けた時こそ胸を張り、来年はベスト4を達成してほしいところだ。一方横浜はなんだかんだベスト4に。さすが優勝候補というか、苦戦しつつもしっかり勝ち上がってくる勝負強さを感じる。

 

 

 

慶応義塾 vs 桐光学園 8-11

壮絶な激戦だったとしか言いようがない。この試合は最後まで見ていたが、私は途中でこんなことを思っていた。「桐光を応援して居なければすごい楽しく観られた試合だった」と。好ゲームではあったが、桐光を応援している身としては終始ヒヤヒヤしっぱなしだった。コールドで勝てると思ったことがある。やっぱり負けると思ったこともある……勝って……心から安堵したよ……。

桐光も慶応も先発はなんとエースではなく1年生。温存を図ったのかとも思うが、どちらとも多分全力で勝とうとした上でこそ1年生を出してきた、そんな気がする。※7/26追記:慶応先発生井くんは2年生でした。ごめんなさい。

慶応を三者凡退に抑えた桐光は一回裏、慶応先発生井くんを攻め立て、いきなり打者一巡の猛攻で一挙5得点。この頃私は「あー、コールドかなー」とかヘラヘラしていたが、そんなことは全くありませんでした。

慶応は大量リードを許した2回表、注目のスラッガー、4番正木くんがお返しとばかりにソロホームラン。これが反撃の狼煙だった。その後、3回4回と点を重ね5点差を振り出しに戻す。桐光の先発、1年の谷村くんはここで降板。代わってリトル松井とか呼ばれている同じ1年生の左腕、冨田くんがマウンドに。ここで1年生を起用する采配もすごいが、谷村くんも失点こそ多いがよく投げてくれた。

桐光は追いつかれた直後の5回裏、慶応の好守備に苦しみつつも1得点。一歩も引かず1点リードへ。

しかし慶応は7回表、桐光の2番手冨田くんを攻め立てる。大量得点とはならなかったが、満塁から四球による押し出しでまたしても同点に追いつく。逆に言えば、桐光は1アウト満塁からのビッグイニングを阻止。1年生ながら左で最速138km/h(多分)のストレートに、松井くんを彷彿させるキレのあるスライダー、フォーム。谷村くんもそうだが、これが1年とは恐ろしい。

7回裏ノーアウトのランナーを出しつつもしっかり抑えた慶応は8回表、2アウト1塁で、この試合桐光のエラーを除きホームラン1本を含む全打席安打を放っている4番正木くんに。この時、なんとなく「ホームラン打たれるんじゃないか」と、そう思ったその時、大きな当たりが……フェンス直撃。なんとかホームランは免れたという当たりだが、タイムリスリーベースとなりついに慶応がこの試合初のリードを奪う。8-7。桐光はあと2回の攻撃、慶応はあと6個のアウトで勝利。決着の時が近づいております。

8回裏、冨田くんの打席に桐光は代打……で、なんと3年のエース棒田くんを打席に。ピッチャーの代打にピッチャーという、驚きの攻勢に出る。そして棒田くんはその期待に応えるようにセンターは綺麗なヒット。代打で出てきたエースがヒットとか野球漫画ですかね。これに1番齋藤くんも続き、桐光は残り少ない攻撃機会のなか、大チャンスのノーアウト1,2塁に。そして2番、渡部くんは打球の勢いを殺したピッチャー前への素晴らしい送りバント。桐光がチャンスを広げた……かに思えた。ここで慶応のエース、森田くんが1塁に悪送球。素人目では1塁送球は多少余裕を持ってもほぼアウトのタイミングに見えたが、焦ってしまったか。桐光はこれを逃さず、2塁ランナーはホームにかえって同点、さらに1塁ランナーは3塁、打者走者は2塁に。ここまで締まった好守備を見せていた慶応が痛恨のエラー。同点でなおもノーアウト2,3塁と桐光は一気に押せ押せムードに。そして打者は3番、今日4打席中3打席ヒットを放っている山田くんに。そして……右中間に大きなタイムリーツーベース。2点を追加し、8-10と桐光が再逆転。攻撃機会も残り少ないこの土壇場で、逆転の桐光が目覚めた。さらに桐光は2塁ランナー山田くんを3塁に送り、5番桂川くんが値千金の犠牲フライ。8-11と、この局面で3点という決定的な差をつける。

結果、これが全てだった。桐光のエース棒田くんは9回表、簡単に2アウトを取る。慶応は諦めず、この2アウトからランナーをため満塁とするも、最後はファーストゴロでゲームセット。目まぐるしく動いたこの試合は、桐光学園が制した

 

まぁなんだろう、勝ってよかったというか。桐光としては課題も多く見つかったが、とにかく好ゲームだったことには間違いない。あえて多くは語らないことにする(=面倒です)。両校お疲れ様でした。そして、桐光はここまできたら神奈川の頂点に立ってもらいたいところだ。おしまい。