世の中そんなに甘くない!

『ひとすじの愛だけがこの地球も救うのに怖かった』ラブライバー兼推定発達障害者が書く適当ブログ

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この時間になると鬱が加速する、ラブライブ関連の垂れ流し

やることがない(ということはないのだが)ことに起因しているのだろうが、根本的にこの深夜特有の謎鬱状態は変わってない。しかし、私の状況を鑑みると鬱になって当然な気もするけど。うつ病は治ったのだろうか、といえば多分治っているのだけど、こういう限定的鬱は時々現れる。これは誰にしも起こることでしょう。だが、この招いた状況は自業自得なのだ……アニメやゲームでよくある「不幸だけど健気なキャラ」になりたかった。私は自分で不幸を招いてるし、健気でもない。悲劇のヒーロー(もしくはヒロイン?)であれば良かった。でも自分の不幸は自業自得だと自覚しているだけまだ悲劇のヒーローアピールしてるイタい子ではないと信じたい。

どうでもいいが、私はこういうキャラに結構惹かれる。一番近い例を挙げればラブライブの希ちゃんのような。小学生の頃から親の転勤で友達ができず、高校生ながら一人暮らし。しかしバイトをしていて(精神的にはそうでないかもしれないが)自立しているし、その不幸さを感じさせないような健気な振る舞いと、希ちゃん自身が最も求めているであろう包容力を自分が持ち合わせているという完璧さ。無論それはいいことばかりではないだろうが(裏を返せば、素直じゃないとも言えるからな)、それでもなんて良い子なんだろうと私は思う。私もあのように振る舞いたかった。

しかし、だ。私は典型的「悪い子」なんですよ。表を持ち前の才能(と、ここぞとばかりに自慢する)で取り繕ってるだけで、その根幹は多分誰にしも理解が難しい。カウンセラーの先生には「君は非常に純粋だ」と言われたことがあるのだが、実はその通りだと最近思い始めている。そう、あくまでもピュアピュア。しかし、私としてはそのピュアピュアが非常に悪い子方面へ向いている気がする。振る舞いが横柄というか、自分が良ければ全て良しという自分本位な面が強かったりとか、周りへの迷惑をまるで気にせずむしろ積極的に迷惑をかけているところとか(自分本位に含まれる)、自分にとって良くない人間は平気で切り捨てたりとか、知能をフル活用し人を叩いたりとか、クールやサバサバとは言えない、単に悪い子の面がいくらでも思い浮かぶ。さらに、これを隠すのがうまいというか、一見いい人っぽく見えてしまうのも非常によろしくない。むしろ私の本性(というほどでもないが)にぶち当たってさっさと逃げてくれた方がいいのではないか。こんな人間が普通に生きてるのはおかしいんですよ。普通には生きていないが。まぁ、手短にまとめると悪い方向にピュアピュアというわけだ。これはいけませーん。今まで何を積み上げてきたのだろう。いや、何も積み上げたつもりないけど。

と、まぁ希ちゃんと私など比べるのもおこがましいほど天と地の差があり。なぜ私はこんな悪い子になってしまったのか。良い方向に純粋でありたかった。この記事は文をまとめる気がないので話を広げまくるが、ラブライブでいうと絢瀬亜里沙という超絶天使で良い子方面に純粋なキャラクターがいて、この亜里沙ちゃんは本当にすこぶる良い子なのだ。そこには一切の悪意が含まれない、極限まで洗練された良い子としての純粋さがある。まぁ、亜里沙ちゃんは良い子すぎるあまり「欠陥がなさすぎる」と度々言われたりもするのだが。

 

▼絢瀬亜里沙ちゃん。時にはメインキャラをさし置き作中一の美少女と言われたりもする。

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この子を語る上で外せない名言があるのだが、それがこれ。

 

「私、μ'sが好き。9人が大好き。みんなと一緒に、一歩ずつ進むその姿が大好きなんだって。私が大好きなスクールアイドル、μ'sに、私はいない……」(ラブライブ! 2期11話)

 

こんな言葉言えますかね普通。亜里沙ちゃん自身が大好きで憧れていて、高1になったら絶対に加入しようと考えていたμ'sに対して、雪穂の言葉を受けて考え直した上でのセリフ。しかし、私だったら絶対にこんなことは言えない。たとえ「μ'sに自分はいらない」とわかっていても、普通は憧れの強さや断ち切れない想いが自分を引っ張るだろう。しかし、亜里沙ちゃんはそれを軽々断ち切った。それは単に純粋だからで、私の好きなμ'sに私はいないなら、その方が良いという気持ちに素直に従っただけだろう。しかし、こんなことは簡単には言えない。この純粋さは多分、お話の中でしか成り立たないと思う。が、それにしてもなんて良い子なのだろう。自分感動いいすか。考えてみるとアニメラブライブのサブキャラは魅力的だったなぁ。特に亜里沙と雪穂。この二人のその後は作品的には書かないべきだろうが、個人的に非常に気になった。

しかしまぁ、ぶった切ってしまえばこんな人間は現実にいない。私ほどではなくとも「悪い子」の要素を持つ人間が存在しないということはないだろう。それでも、私は「お話」に出てくるような良い子になりたかった。だけど悪い子って非常に生きやすいんですよね。他人に迷惑かけ放題で自立もしなくていいし気も遣わなくて良い。人間は楽な方に流れるというが、流れまくった結果が私みたいな悪い子なのですよ。人間は全てそうであっても、私は悪い子すぎる……。

だがそれでも私のいい点を挙げるとすれば、その純粋さにブレがないところだろうか。そう、本当にあくまでもピュアピュア。悪い子だが、それでも素直で純粋である(と思っている)。亜里沙ちゃんが天使だとしたらさながら悪魔のような(?)。この純粋さで今まで戦ってきた気がする。どんなに悪いものでも、自分のアイデンティティだけは保とうと必死なんすよ。必死というか、気づいたらこうなってただけなのだが、とにかく自己の強さだけは尋常ではない。これならある種の「お話」になれるかもしれない。

しかしチラシの裏にでも書いてろと言われそうな自分語りだな。終わり。

 

※追記

私は希ちゃんや亜里沙ちゃんとは正反対の人間だと思っています。念のため書いておく。自己投影は自分を忘れられるのでよくやるのだが(感情移入が激しい、僕の悪い癖)、この二人には自己投影など全くできなかった。

しかし「私は希ちゃんとは正反対」と言ったら「そうでもない」と返ってきたことが何度かある。一つくらい似通う点が存在するんですかね……? いや、そんなことはないでしょう……。