UNDERTALEで好きなBGMトップ10を挙げる
え? 他の記事? ちょっと待って先にこれ書いていい?
ということで、唐突だがUNDERTALEで好きなBGMを挙げていこうと思う。下位の10から1位まで
念のために書いておくが、UNDERTALE未プレイの方は読まないことを強く強く推奨する。というか強制したい
改行を入れて流します……
……流しました。それではいってみよう
10位.Dogsong
「*イヌを けしかけた。」
「*イヌが たからを すいこんで しまった。」
完全にネタ曲だが、犬らしさとコミカルさが融合したいい曲だと思う。
流れる場面もコミカル。特に上記のメッセージはすごく好き。
9位.Amalgam
「*,」
真実のラボのアマルガメイツ戦で流れる曲。とても独特というか、絶妙な不気味さと不安さがあり、その割に戦闘曲っぽい切迫感も強い。
しかし、不気味であっても「気持ち悪い」より「怖い、恐ろしい」という気持ちが先行するのは私だけだろうか。
ただ、しにがみちょうのあの攻撃は……もはや怖すぎるとしか言えない。
8位.Heartache
「*トリエルに ゆくてを ふさがれた!」
トリエル戦のBGM。最初に戦うボスキャラクターがまさかのトリエルである。
曲調はいかにもファンタジー(ファミコンっぽい音遣いもある)だが、Heartacheの曲名通りどことなく心の痛みを含んでいるような曲。その痛みはプレイヤーのものか、それとも。
7位.ASGORE
「ニンゲンよ
きみとであえてよかった
さらばだ」
アズゴア戦。どのルートでも「ラスボス」には該当しないが、ラスボスと言っても過言ではないほど厳しい攻撃を仕掛けてくる。
しかし、顔を伏せ葛藤を振り払って襲い掛かってくるというギャップは曲中のピアノソロなどどこか切なさを含んでいる。不遇キャラとか言わない。
6位.Battle Against a Ture Hero
「*ゆうしゃが あらわれた。」
このメッセージとともに立ち上がったふじみのアンダインを前に(いろいろな意味で)鳥肌が立った方も多いだろう。Gルートにおけるアンダイン戦の曲。
普通のRPGでは絶対に見ないようなメッセージだが、これは殺人鬼と化した主人公を死をも超越した「ケツイ」で討とうとするテーマ。普通のRPGとは完全に逆転した構図になっている。
ここで心を折られた方も多いのではないか。
5位.SAVE the WORLD
「*さいごのちからをふりしぼれば…
べつの なにかを ふっかつさせることが できるかも しれない」
第二形態(?)アズリエル戦。この展開のアツさはプレイ済みの方に説明するまでもないだろうか。
今までは主人公に攻撃を向けてきた主要キャラが、アンテ世界で過ごすうちに楽しい思い出を得た。アズリエルにとりこまれても主人公との思い出をふっかつさせるというのは、ここまでの道のりを考えると感慨深いものだ。
4位.Hopes and Dreams
「*おわりだ。」
「*じぶんが ここにいる りゆうを かんがえた…
もちものの あきスペースが どんどんちいさく なっていく!」
実はこっちの方が好き。アズリエル戦第一形態。
最終決戦の気分を盛り上げてくれる曲。主人公が「ゆめ」や「きぼう」で強大な存在となったアズリエルに立ち向かう展開はアツいの一言。
上記二つのメッセージは特にお気に入り。
3位.His Theme
「*…」
アズリエルのテーマ。「His」はアズリエルのことだが、ここをHisと書くのはなんか粋な気がする。
ここまでのアズリエルの振る舞いを見ると、シーンも相まって感動せずにはいられないだろう。主人公を消し去ろうとし苛烈な攻撃を仕掛け、しまいには主人公の「トモダチ」であるパピルスやアンダインなども取り込んだが、それでもやはりアズリエルは一人の少年だった。
そしてまた、アズリエルも「トモダチ」だったのだろう
2位.MEGALOVANIA
「*おかした つみの かずかずが せすじを つたう。」
みんなご存じ、Gルートにおけるラスボス、サンズ戦のBGM。
実は、ここまで挙げた曲は全て他の曲と共通の旋律、モチーフがあるのだが、この曲には存在しない。何しろ、全てを虐殺した主人公と世界の破壊を阻止するためそれを殺害しようとするサンズというめちゃくちゃともいえる構図だ。例外ということだろう。
サンズの強さも合いまって何度も聞く曲だろうが、この曲は作中でも一番激しい曲調だと思う。二人の「ケツイ」は固い。
1位.Undertale
「さあ あなたも えがおになって」
「うれしいでしょう?」
「こころが はずむ でしょう?」
と、1位はこの曲。タイトルを冠する「Undertale」。流れるのはNルートのラスト前、アズゴアがいる謁見室に繋がる回廊を歩いてる時。
それだけあって、このゲームの集大成のような曲だと感じる。
主人公が落ちてくる前に起こった出来事、「地下の物語(=Undertale)」。道を進む中、それを語るのはモンスターたち。他のRPGではただの敵キャラだろうが(それもまたいいんですよ)、アンテのモンスターは一体一体が個性を持ち「生きている」。そして、主人公の行動次第ではトモダチになることもできる。
その個性は、みのがすプレイングにしろ殺すプレイングにしろ十分に感じているはずだ。そのモンスターたちが語りかけてくる演出は、まさしくアンダーテールであり、またこのゲームでしかできない演出なのだろう。
以上、割と長くなってしまった。これを機にいろいろな記事を書いていきたいところだが、筆が乗るまではもう少しかかるかもしれない……