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『ひとすじの愛だけがこの地球も救うのに怖かった』ラブライバー兼推定発達障害者が書く適当ブログ

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ゲームにおける「みんなのトラウマ」でピクミン2のアメボウズが良く挙げられるけど

玄人はアメボウズ以外を挙げるんだよなぁ……。つまり、私は自称ピクミン2に自信ニキということ。

アメボウズというのは「水中の城」に出現するボスキャラ。ただし、5階層のフロアのうち1〜4層では登場するが倒せないという少々特殊なボスキャラである。そのため、攻撃手段を得てボスとして戦うのは実質ラストの5層のみ。さて、このボスがなぜトラウマとして良く挙げられるかというと「1〜4層では実質無敵なので一方的に攻撃される恐怖」によるものが大きいだろう。突然「ヒュー……ドスン」みたいな感じで出てきて、さらにローラーでピクミンを押しつぶすという危険かつ生々しい攻撃は非常にインパクトが強い。さらにさらに、洞窟内部は通路が狭い上入り組んでいるためいなしにくい攻撃でもある。とはいえ、攻撃手段がなくとも対抗手段がないわけではなく「ゲキニガスプレー」という敵を石化させるスプレーをアメボウズに当てると本体は固まらないもののローラーが固まり、本体もその場でもがくだけ(相当前のことなので間違ってるかもしれないが……)になるため、その間に一度距離をとったり、最悪お宝の回収を諦め次のフロアに逃げるなど、逃れる策はある。また、突然落ちてくるこいつだが、落ちてきた時点ではピクミンが殺されることはない(落ちてくる演出というだけでローラーの当たり判定はなかったはず)。もっとも、落下地点のそばにいたらその後どうなるかは想像に難くないが……でもあいつそもそも近くに落ちてきたっけな、わっかんねー全てがわっかんねー。

しかし……だ。私がこのゲームをやっていたのは多分小学生の頃だと思うが、トラウマと言うほどの印象は残っていない。入り組んでいる通路を逆に利用し逃げ回っていればそこまで脅威にはならないし、それどころか他の敵まで轢き殺してくれるのでむしろ楽になった記憶がある。そして後述するが、ピクミン2ではむしろこれより怖いことがたくさんあるのでピクミン2のトラウマとして安直にこれが挙がるのはあまり好きではない。いやまぁ人の自由なんですが。トラウマになってる人は逃げ方間違えて大量に轢き殺されたとかかもしれないし。関係ないが、友人にこのゲームをやらせたらあろうことかクイーンチャッピーに突っ込んでいって全滅していた。

 

では、自称ピクミン2に自信ニキの私の挙げる「トラウマ」とは、何か……(ネットリ 聞かれてもいないが自己満足でたくさん挙げていく。面倒なので箇条書き。

 

ピクミンが死ぬエフェクト

そもそもこれが一番問題だろう。怖すぎる。小学生の頃普通に泣いた記憶がある。なぜ泣きながらもこのゲームを続けていたのだろう。それほどの名ゲーであることは間違いない。ちなみに、当たり前ながらそこそこ死に始めるとエフェクトの怖さについては気にならなくなる。が、今度はピクミンが死んでしまったという焦りが生まれる。捕食や圧死などで大量にこのエフェクトが出る瞬間は、もはや絶望そのもの。

 

・大量溺死

水に突っ込まなきゃいいんですけどね。敵から逃げようと必死になると時々ピクミンが水に突っ込んで悲惨なことになる。笛で呼び戻すことにより救出できるが、敵との戦闘中にやってしまうとどちらにせよ大被害は免れない。水辺で溺れている青以外のピクミンの近くに青ピクミンがいると、青ピクミンが溺れているピクミンを投げて救出する。非常に心温まる瞬間。

 

・大量感電死

やらかした記憶はあまりないが、焼死や溺死、毒死と違い電気は触れた瞬間即死なのでピクミンが黒焦げになるエフェクトも相まって呆然とする。当然ながら黄ピクミンには無効。即死という性質上他の属性より脅威なので、電気攻撃を行う敵や電気トラップは理由がない限り黄ピクミンで突破すべき。

 

・日没死

小学生ながら非常にストイック(?)だった当時の私は、日没で大量死をやらかしたことはない。多分。しかし、オリマーや他のピクミンが日没により地上から退避する中原生生物にやられたピクミンの悲鳴が聞こえるというのは1匹や2匹でも罪悪感がすごい。

 

・大量爆死

戦闘死以外では一番凶悪。ピクミン2プレイヤーなら誰もが恐怖するのではないか。とはいえ、注意して立ち回ればなんだかんだ大量に爆死することはあまりない。サクレウラメとかサクレショイグモとか怖いけどな。どうでもいいが、生物図鑑でサクレショイグモが爆発する瞬間に石化させると「ブー」という音とともにフリーズする。誰しもがやったであろう。

 

・クマチャッピー

お ま た せ

普段寝ている他のチャッピーと違って特定のルートをパトロールするという性質上、戦いを回避しにくい。その上発見された場合大抵向き合っての戦闘になるため、他のチャッピーでは鉄板の攻略法と言える「後ろからピクミンを投げまくって倒す」という戦法は通用しない。さらに、小型チャッピーとしては強力な「チビクマ」を4匹ほど引きつれており、正攻法では大被害がほぼ確定する。紫ピクミンでごり押すか、スプレーでチビクマごと一斉に石化させてしまうのが良い。倒しても時間経つと復活しますけどね……どんな生命力だよ……。早めにオニヨンにぶち込もう。

 

・ダイオウデメマダラ

正面に立つととんでもない量を捕食され、最悪全滅する怖い子。でも戦闘開始前に紫ピクミンを投げまくると何もせずに死ぬお茶目な子でもある。バインドボイス(バインドどころかピクミンが走り回るのだが)を使ってくる。

 

・強化クイーンチャッピー

大量のベビちゃんベビーチャッピーを産んで、さらにそれを自ら押しつぶすという鬼畜。ベビーチャッピーは大量に産まれる上捕食からピクミン死亡までの時間が尋常でなく短いため、ベビーチャッピーをうまくいなしつつ本体を倒す必要がある。正攻法で挑もうとすると色々トラウマになるが、実はオリマーでベビーチャッピーをパンチして倒すと一気に楽になる。オリマーで戦うならピクミンも捕食されないため、もう一人のリーダーで本体に攻撃すれば良い。

 

・ハナゲイモ

いや、あの、ビジュアル的に……。運んでる時動くし。芋虫が苦手な人は視界に入れない方が良い。

 

・タマゴムシ

敵としては脅威ではないが、ビジュアル的に……どころではないだろう、ダメな人は全身に鳥肌が立つほどやばいのではないか。詳しくは語らないし、語るべきではない。怖いねこのゲーム。

 

サライムシ

特に脅威ではないが、ピクミンを奈落に突き落とされた時は戦慄した……。

 

・ゴロムシ

トリはこいつに飾ってもらう。後述するとおり、ラスボスである「ヘラクレスオオヨロヒグモ」に勝るとも劣らない作中最強レベルの強さを持つ。無論、ヘラクレスオオヨロヒグモも大好きです。ゾウノアシ? あれはカス

通常時は外殻により攻撃が効かない。ピクミンを見つけると丸まって押しつぶそうとしてくる(自らピクミンを潰すメリットは特にない気がするが、一応ピクミンはゴロムシの脅威だしな……)。この押しつぶし攻撃もそこそこ速い上追尾も強いが、転がってる途中に壁にぶつかると衝撃でひっくり返って弱点の腹部が露出する。……が、この時落石が発生する。さらに、ひっくり返ってしばらくするとピクミンを振り払って通常の体勢に戻るが、この時の右手振り払いは花ピクミンを確定で葉ピクミンにする効果がある。そして、足の遅くなった葉ピクミンが追尾押しつぶしをかわせるかというと……かなり際どい戦いになる。それだけではない。こいつの真価は体力自然回復の異様な早さ。転がりや落石からなんとか逃れているという間に、どんどん回復していく。ただでさえ際どい戦いが長期戦になるとなればお察しである。私はこのボスが一番強いと思うし、記憶ではかなりのピクミンが死んだ気がする。最後に挙げておいてなんだが、トラウマというより純粋に強くて苦労するという感じ。

 

ヘラクレスオオヨロヒグモ「……え、俺は?」

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結局熱く語ってしまった。それでは皆さんごきげんよう、さようなら。

 

※追記

記事内で散々小学生と書いているが、中学生の時にプレイした記憶もある……。小中両方でプレイしたのか、中学生の時のみかは定かではない。中学生の時友人と対戦をやった記憶はある。あれも楽しかった。