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『ひとすじの愛だけがこの地球も救うのに怖かった』ラブライバー兼推定発達障害者が書く適当ブログ

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全国高等学校野球選手権神奈川県大会 戦況その8〜八強〜

Good evening♪ 以下略

神奈川県予選はついにベスト8が出揃った。ここまでくるとかなりレベルの高い試合が繰り広げられる。各試合の感想を述べていく。

 

・大師 vs 桐光学園 2-4

正直大差で桐光が勝つと思っていたが、そんなことは全くなかった。風が違う方向に吹いていたら、大師が勝っていてもおかしくなかっただろう。高校野球ニュースで見たが、守備がハイレベルすぎる(ちなみに、大師はこのゲームノーエラー)。しかし、その好守備によりノーアウト2,3塁が2アウト2塁になるという、桐光にとってはかなり嫌な流れを山田くんのホームランが吹き飛ばした。これがなければ勝負はわからなかった。桐光は野呂監督による継投の判断も的中。しかも1年生の冨田くんという大胆な采配。それにしてもエース棒田くんは大丈夫だろうか……。大師としては「健闘した」と言われても悔しい気持ちがあるかもしれないが、第1シードを追い詰めたのはやはり大健闘。桐蔭学園を含む実力ある高校相手に1点差で勝つ勝負強さ、レベルの高さは本物だった。

 

・横浜 vs 藤沢翔陵 6-2

藤沢翔陵が5回まで2点リードしていたが、西澤くんが力尽きたか。元々藤沢翔陵が勝ってもおかしくないと思ってはいたが、こちらもやはり第1シードを追い詰め、しかし及ばなかった。

 

・向上 vs 東海大相模 1-2x

東海大相模がそこそこの差をつけて順当に勝つと思っていたが、試合内容を見ればどちらが勝ってもおかしくなかった。2014年夏は決勝で東海大相模に惨敗している向上だが、この試合では本当にあと一歩のところまで詰め寄ったと思う。しかし、命運を分ける1点は東海大相模に微笑んだ。

 

・慶応 vs 三浦学苑 5-2

あんまり追ってなかった試合。慶応の先頭打者ホームラン→二者連続ホームランと強烈な出だしで始まったが、三浦学園も2点を返しており接戦だったろうよ。

 

日大藤沢 vs 横浜隼人 1-0

ほぼ五分五分、みたいなことを言っていたが第3シードが第2シードを下す。横浜隼人打線が0点で完封されるとはにわかに信じがたい。日大藤沢の投手はあまりチェックしてないが、間違いなくこの先でも通用する。問題は疲れがたまってないかどうかかもしれない。

 

・相洋 vs 平塚学園 9-2

これも平塚学園が勝つと思ったらそんなことなかったパターン。むしろ相洋が大差で勝った。相洋も強い高校ではあるが、2015-2016年は春夏共にベスト8に残ってなかったので割と久々に来た印象。2017年春にも平塚学園に1点差で負けてベスト8を逃している。この試合では、まさに雪辱を果たした。

 

・立花学園 vs 氷取沢 16-5

tvkの中継カード。序盤だけ見ていて立花学園がコールドペースかと思いきや氷取沢が5点返し、立花学園は9回表さらに7点追加というドタバタ試合だったようだ(適当)立花学園の強力打線が爆発した。

大師と氷取沢はいずれも公立校ベスト8に届かず去ることになった。やはり私学の壁は高いが、ベスト16まで残ったこの2校はむしろ公立の可能性を示していると思う。来年はさらなる力をつけてほしい。

 

 

 

 

・日大  vs 星槎国際湘南 9-4

第1シード、星槎国際湘南が敗れる。第1シードとしては最初の敗退校となった。tvkの中継カードで、最後まで見ていた試合。星槎国際湘南は1点を先制し、さらに逆転された直後に再逆転と試合を優位に進める。しかし7回表、日大がさらに再逆転。シーソーゲームの様相を呈したが、日大はさらに8回9回と追加点、6回以降毎回得点により5点差をつけて試合を決めた。プロ注目の星槎国際湘南エース、本田くんはやはり疲れがたまっていたか、前半から日大の打線に合わせられており、終盤でとらえられる。継投に出るも、その後も日大が止まらなかった。本田くんがプロ入りするかも気になるが、まずは両校にお疲れ様と言いたい。個人的には、日大のチャンステーマ「マラガ」の迫力がかなり印象に残っている。チャンテ自体の良さもそうだが、あまりの迫力と威圧感、球場の雰囲気が日大ペースになったと感じた(球場にいたわけじゃないので気のせいかもしれないが)。このチャンテ中に日大が点を入れていることもあり、魔曲とも言えるかもしれない。あの応援をまたテレビで観られるのが楽しみだ。

 

明後日からいよいよ準々決勝……しかしとりあえずはここでおしまい。準々決勝についてはまた書くかも書かないかも……。